上杉周作

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あなたが知らないシリコンバレーの歴史

こないだ、日本の某自治体が主催する学生・社会人向けシリコンバレーツアーに現地人として招かれ、最終日のビジネスプランコンテストで審査員を務めさせてもらいました。

意識を高めながら、至極適当にジャッジをしました。

このツアーについてのブログ記事はこちら

シリコンバレー式・自分を変える最強のエ◯ビデオ鑑賞会

ツアー最終日だったその晩、参加者が泊まっていたホテルの一室を借り、疲れた学生さんたちを労うべく、「シリコンバレー式・自分を変える最強のエ◯ビデオ鑑賞会」を開かせてもらいました。(伏字は検索エンジン対策です)

ツアーのFacebookグループで告知したところ、たくさんの人が集まってくれました。

シリコンバレー式・自分を変える最強のエ◯ビデオ鑑賞会」の様子。ちなみにイベント名の元ネタはこの本です

ビデオのあまりの過激さに、こちらの学生さんの中ではイノベーションが起きていたようです。

鑑賞会は大盛況で、実際に見たエ◯ビデオもグループ内でシェアしたところ、参加者の多くから「いいね」を頂きました。

ごめんなさい

・・・エ◯ビデオ鑑賞会というのは、もちろん冗談です。Facebookのスクリーンショットも、エ◯ビデオに関するところは合成です。

実際に鑑賞したのは、スタンフォード大で教鞭をとるスティーブ・ブランク教授の講義動画でした。

ブランク氏は会社を8つ創業し、そのうち4つを上場させた元連続起業家です。「[リーンスタートアップ](http://www.amazon.co.jp/リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす-エリック-リース-ebook/dp/B00F3UTIQY?tag=chibicode-22)」ブームを巻き起こしたエリック・リース氏はブランク氏の教え子で、ブランク氏自身も「アントレプレナーの教科書」という本を書いています。

ぼくが働くEdSurge社にも訪れてくださいました。(EdSurgeについて詳しくはこちらから)。

ただ、今回鑑賞したのは起業についてではなく、シリコンバレーの歴史についての彼の講演でした。彼は1978年、25歳のときにシリコンバレーに移住し、以来38年間住み続けていて、古株ならではなのか、この地の歴史にも詳しいのです。

彼の講演はちょうど1年前にGigazineが日本語に訳していたのですが、訳が微妙だったので、ぼくなりに、動画に字幕を入れる形で再度訳させてもらいました。

むろん、翻訳の許可もご本人から頂きました。

前置きはここらへんにして、その字幕付き動画とキャプチャ画像を下に載せたので、ぜひご覧ください。また、講演の中で冗長だとぼくが判断した部分はカットしています。カット無しの元の動画はこちら

スティーブ・ブランク シリコンバレーの知られざる歴史

講演の動画

字幕付きです。YouTubeのリンクはこちら

講演のスライド

ちなみに、スライドの操作方法は以下の通りです。

講演の動画のキャプチャ

画像が234枚ありますが、画質を落としたので、全部で5MBしかありません。ご安心ください。

あとがき

彼の講演で使われた資料は全てこちらに載っています

また、スタンフォードでは2016年の春から、"Hacking for Defense"という新しい授業ができるようで、ブランク氏も教師陣の一人だとか。アメリカが現在直面している国防の問題に、優秀なスタンフォード生が取り組む授業だそうです。授業について詳しくはこちら

2015年度の日本ビジネス書大賞を受賞した、ピーター・ティール氏の「[ゼロ・トゥ・ワン](http://www.amazon.co.jp/ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか-ピーター・ティール-ebook/dp/B00NQ3QONK?tag=chibicode-22)」も、ティール氏が講師をしたスタンフォードのとある授業(2012年)が元になっているので、Hacking for Defenseの授業内容もいつか書籍化されるかもしれないですね。

追記: サンフランシスコの歴史

サンフランシスコの歴史の一部を知りたい方は、こちらの講演をどうぞ。ちなみに、サンフランシスコやシリコンバレーにはじめて人が大量にやってきたのは、19世紀半ばのゴールドラッシュのときでした。

ソーシャルメディア

ブランク氏本人にもシェアしてもらいました。

プロフィール

上杉周作。1988年大阪生まれ。日本とアメリカ育ち。カーネギーメロン大学でコンピュータサイエンス学士、ヒューマンコンピュータインタラクション修士取得。卒業後、シリコンバレーのPalantir Technologies社にてプログラマー、Quora社にてデザイナー、EdSurge社にてプログラマーを経験。2017年に世界一周後、現在はシリコンバレー在住。『Factfulness (ファクトフルネス)』共訳者。

上杉周作
画像はNHK「クローズアップ現代+」にゲスト出演したときのもの。

連絡先/リンク

本の宣伝

僕が共訳した「Factfulness(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」が日経BP社より発売されました。本気で訳したので、ぜひお手にとってみてください!

Factfulness ファクトフルネス

『ファクトフルネス』批判と知的誠実さ

7万字の脚注が、たくさん読まれることはないけれど』という記事に、思ったことをつらつらと書きました。

翻訳のメイキング

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」の翻訳本ができるまで』という記事を書きました。制作の舞台裏を赤裸々に綴っています。

翻訳実況

翻訳の実況動画を作りました。僕の思考プロセスが垣間見れるかと思います。

代表作的な記事

シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話

ゆるい世界の旅を終えて、30歳になりました


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