上杉周作

2016年のTOEFLのアジア国別平均点・偏差値ランキング

補足

(追記:データは「それぞれの国の平均点の偏差値」を表示していますが、それは数式上、偏差値の算出に同じ平均点と標準偏差を用いた場合、「それぞれの国の受験者の偏差値の平均」と等しくなります。「偏差値の平均(下の数式左) = 平均の偏差値(下の数式右)」です。

ただし、偏差値の算出には「各国の平均点の平均、各国の平均点の標準偏差」を使いましたが、これより正確な平均と標準偏差を使うべきでした。TOEFLの公式データには「各項目の全受験者の平均点と標準偏差」があり、こちらを使うべきでしたが、ツイートに用いた表を作成した段階ではこのデータがあることを見落としていました。こちらの平均と標準偏差を使うと、日本の順位は変わりませんが、偏差値は、

となります(どの平均や標準偏差を使うにせよ、スピーキングの平均点、偏差値は世界最低です)。

Facebook

2016年のTOEFL英語テストのアジア国別平均点・偏差値ランキングを作りました。日本は リーディング:アジア31か国中21位(偏差値46) ライティング: 24位(偏差値41) リスニング:27位(偏差値37) スピーキング:最下位(偏差値27) スピーキングは世界172か国中でも最下位

Posted by Shu Uesugi on Sunday, July 2, 2017

Facebookで知人に送ったメッセージ:

Googleシート

分析に利用したデータはGoogleシートにて公開しています。 Better T Scoresのシートには偏差値の算出に全受験者の平均・標準偏差、Old T Scoresのシートには偏差値の算出に全国の平均点の平均・標準偏差を用いています。後者の数値を画像に使いました(画像を作成した段階で全受験者の平均・標準偏差の数字が公式に提供されていることに気づいていませんでした)。

2013年に書いた記事

2013年にも似たような記事を旧ブログに書いていました。(現在はブログ移行に伴い削除済).

元データ

過去データ:

TOEFLとは関係ない追記

ほかにも、93ページにある「酒のつまみになるタイトルかどうかも意識する」という部分が、ネット的な感覚で印象に残っています。私もブログで記事を書くときやSNSで発信するときに、読者がかぶせてくる「つっこみ」を考えながら書いています。つっこみどころや、反感を買うかもしれないけれども面白い部分、異論や共感を際立たせることをあらかじめ考えておくのです。そのバランス感覚を持っているということは、新谷さんは非常にネット的なのではないかと思いました。

――あえてつっこまれそうなところをつくるという発想は面白いですね。

私は「つっこまれビリティ」と呼んでいます。つっこまれる+アビリティ(能力)=つっこまれビリティ。完璧に正論を言ってしまうと、感想は「そうですよね」としか言いようがありません。正論の記事でも、つっこみどころやちょっと抜けたところをつくってあげると、人はそこに乗って反応してくるのです。ネットメディアで話題になるには、そういう「抜け」がないと広がっていかないのです。

この意見はどうしても訴えたいと思ったときには、そんなことを考えながら原稿を書くことにしています。

ただ、あらゆる世代がネット使うようになってきたので、予測もしなかった反応が返ってくることも増えています。先日、大阪でおいしいうなぎのお寿司を食べたのでツイッターにアップしました。そのツイートが1万件ほどリツイートされたのはよかったのですが、一方で3件ぐらい「死ね」みたいな反応がありました。

「うなぎは絶滅危惧種なのに、それを食べていることを広めるようなヤツは死ねばいい」みたいな感じでした。これはさすがに予測できませんでした。思いもよらないところで反感を買われる意外性は、だんだん増えてきています。もちろん気持ちのいい反応ではありませんが、いつかどこかでネタにできると思って、前向きにとらえるようにしています。


上杉周作と申します。日本とアメリカ育ち。シリコンバレーのエンジニアです。

プロフィール

1988年日本生まれ。カーネギーメロン大学卒。学位はComputer Science学士・Human-Computer Interaction修士。Apple・Facebook・Palantirでエンジニア職、Quoraでデザイナー職を経験。その後半年間日本でニートになり、2012年9月よりシリコンバレーの教育ベンチャー・EdSurgeに就職。2017年1月に退職して1年間、世界を旅する。NHK「ニッポンのジレンマ 2016年元日SP」「クローズアップ現代+」に論客として出演。

代表作

シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話

ゆるい世界の旅を終えて、30歳になりました